DECENTIER

#10 不動産の価値は「経年美化」で決まる|GREENING関口CEOが語る“作れないもの“の作り方

2025年7月16日

前回に続き、七里ヶ浜billsの仕掛け人、GREENING CEOの関口正人さんを深掘りします。今回のテーマは、関口さんの事業哲学の核となる「WE THINK ABOUT Us」という6つの言葉。小畑がその言葉に感銘を受けたところから、話は思わぬ方向へ。実はその言葉、ある著名な編集者が関口さんの思想を言語化したものだった…!?


トークの核心は「真逆と思えることが実は繋がっている」という視点と、「作れないからこそ価値がある」という哲学。地価や不動産業界の常識を覆すカウンターカルチャー的な発想から、古いものの価値を「劣化」ではなく「美化」と捉える“経年美化“という美しい概念まで、MCの2人も思わず唸る金言が満載です。大量生産・大量消費の時代を経て、僕らが本当に求める豊かさとは?「新しい」だけが正義じゃない、これからの時代の価値基準が見つかるはず。


WE THINK ABOUT Us

https://greening.co.jp/we-think/

 自分たちのことを考えてみた。

  1. 真逆と思えることが、実はつながっている。
  2. 都心だから、ローカルだから、ではなくて。
  3. 食を大事にする人こそ「センスがいい」理由。
  4. ビジネスと環境を、いかにバランスさせるか。
  5. 自分の芝生も青いかもしれない。
  6. つくれないからこそ価値がある。



▼ゲスト紹介:

関口正人(せきぐち  まさと)

株式会社GREENING 取締役CEO


1972年、東京都足立区生まれ。夏から秋は海へ赴きサーフィンを、冬から春は雪山へ赴きスノーボードに明け暮れ、自然と動物をこよなく愛する。東洋大学社会学部を卒業後、三菱地所リアルエステート株式会社を経て、株式会社都市デザインシステムでコーポラティブハウス、不動産開発事業等などに従事。

鎌倉の七里ヶ浜にある複合施設「WEEKEND HOUSE ALLEY」全体のプロデュースを行う。その後2008年に株式会社THINK GREEN PRODUCEを設立し、独立起業。商業施設や店舗やブランドのコンサルティングからオペレーションを含め、統合的にプロデュースを行う傍ら、運営も自らが手がけることで価値づくりを行う。現在は株式会社GREENINGのCEOとして、レストラン「GARDEN HOUSE」をはじめ、「MUSTARD HOTEL」、小田急線線路跡地に開発された商業空間「reload」、登録有形文化財の宿泊施設「沼津倶楽部」の事業を継承するなど、多岐にわたる分野で企画運営を行う。

「culture scaping 」日本らしい文化的な風景の創造を目指し新たな事業を展開していく。


SPEAKER

  • 小畑 翔悟
    株式会社Decentier 代表取締役
    小畑 翔悟
  • 種市 暁
    フリープランナー
    種市 暁
  • 関口 正人
    株式会社GREENING 取締役CEO
    関口 正人
Loading...
顧客がお得意様に変わるデジタル会員権アプリSLAPS