2025年7月30日
GREENING関口CEOをゲストに迎えたシリーズ最終章。
「抹茶買いに行ったら売ってないんだよ。エアジョーダンの限定発売みたいなレギュレーションがかかってる」そんな関口さんの実体験から見えてきたのは、日本人が気づかないうちに進む「価値の逆転現象」。スターバックスが鹿児島の茶畑を買収し、オーストラリア人が見つけたニセコの価値に、なぜ日本人は後から気づくのか?神道の精神性から日本食文化まで、世界が認める日本独自の価値を「自分たちの芝生は青くない」と思い込んでいる私たち。
白馬・ニセコなどの土地高騰を背景に、GREENING関口CEOが語る「日本全国リゾート化」の可能性と、外資流入による文化喪失や日本の環境破壊への警鐘。小畑が提案するブロックチェーンを使った土地利用権の新しい仕組みまで、リゾート大国化する日本の未来を3人で徹底議論。「なんとなく、日本の良さって何だっけ?」と感じ始めているあなたに。
▼ゲスト紹介:
関口正人(せきぐち まさと)
株式会社GREENING 取締役CEO
1972年、東京都足立区生まれ。夏から秋は海へ赴きサーフィンを、冬から春は雪山へ赴きスノーボードに明け暮れ、自然と動物をこよなく愛する。東洋大学社会学部を卒業後、三菱地所リアルエステート株式会社を経て、株式会社都市デザインシステムでコーポラティブハウス、不動産開発事業等などに従事。
鎌倉の七里ヶ浜にある複合施設「WEEKEND HOUSE ALLEY」全体のプロデュースを行う。その後2008年に株式会社THINK GREEN PRODUCEを設立し、独立起業。商業施設や店舗やブランドのコンサルティングからオペレーションを含め、統合的にプロデュースを行う傍ら、運営も自らが手がけることで価値づくりを行う。現在は株式会社GREENINGのCEOとして、レストラン「GARDEN HOUSE」をはじめ、「MUSTARD HOTEL」、小田急線線路跡地に開発された商業空間「reload」、登録有形文化財の宿泊施設「沼津倶楽部」の事業を継承するなど、多岐にわたる分野で企画運営を行う。
「culture scaping 」日本らしい文化的な風景の創造を目指し新たな事業を展開していく。